食品容器の豆知識
  • 容器の材質種類について
  • 容器使用上の注意
  • 紙ボックス容器の組み立て方
  • ホルダー一体型トレー
  • 仏事のお料理うんちく
  • 用語集
容器の材質種類について
食品容器は主に下記の7種類に大別されます。
略 称 名称/その他 備 考
1 OPS製品 材質/二軸延伸ポリスチレン
実使用温度/+80~-5℃
フードパックシリーズ
トレーシリーズ各種透明蓋 等
2 HIPS製品 材質/耐衝撃性ポリスチレン
実使用温度/+80~-5℃
会席  寿司 オードブル
弁当容器 ボックス中仕切 等
3 PS製品 材質/ポリスチレン
実使用温度/+80~-5℃
うな重  釜
小判容器
4 PP製品 材質/ポリプロピレン
実使用温度/+110~-15℃
珍味PPトレーシリーズ 等
5 PPフィラー製品 材質/ポリプロピレン+フィラー(無機物充填増量材)□電子レンジに使用可能です。
タルク入りのため他の材質に比べ燃焼カロリーが約2~3割低いです。
実使用温度/+130~-15℃
電子レンジ対応容器
ボックス中仕切(カルプ製品)
6 A-PET製品 材質/アモルファス・ポリエチレンテレフタレート
実使用温度/+60~0℃
タイトカップ等
7 紙製品 材質/各種再生紙 紙トレー 会席
弁当ボックス 等
容器に表示されている様々なマーク
マーク 資源の有効利用を考え、リサイクル推進のための判別 マークを製品に表示して あります。
マーク このマークは、市民の手で回収された牛乳パックを再利用し、環境に適合した安全な商品に認定されるマークです。
マーク グリーンマークは古紙の再生利用を進めることにより森林資源を生かし緑を守る シンボルです。
マーク プラスチック容器に使用されるマークです。
マーク 環境保全に役立つ商品に認定されるエコマークです。エコマーク事業は、環境にやさしい社会の実現に向けた商品の選択を提案するものです。
マーク 大豆油インキは、植物油成分を大豆油に変え、石油系溶剤を消滅させたものです。このため大気汚染の原因となる揮発性有機化合物の減少に貢献するとして、最近、利用されはじめています。
マーク 紙容器に使用されるマークです。
食品衛生法に基づく試験
項   目 適   否
フェノール 検出しない
ホルマリン 検出しない
重金属 検出しない
過マンガン酸カリウム消費量 適合する
蒸発残留物 適合する
食品衛生法・食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示 第370号)ポリスチレンを主成分とする合成樹脂製の器具、又は、容器包装(昭和57年厚生省告示 第20号)に適合しています。
※OPSシートは、FDA(米国連邦食品医薬管理局)の規格にも適合しています。